アルファフォースパイル工法

アルファフォースパイル工法は、新しい回転貫入鋼管杭
 (性能評価工法・建築技術性能証明工法)

  • ・杭本体(鋼管)の先端に取り付けた拡底翼で高い支持力を得られます。
  • ・杭本体を回転、螺旋状の拡底翼の推進力で支持層まで無排土で圧入します。
  • ・弾性に優れ、移動時や施工時の破損が無く、設計本来の強度を発揮します。
  • ・JIS規格の鋼材(鋼管と先端拡底翼)を使用しています。
  • ・腐食代を考慮して材料の厚さを選定するので、長期の健全性を確保できます。
  • ・三次元解析(NASA製ソフト)と多数の室内及び室外載荷試験で強度を実証。

開発コンセプトは、3S(Strong・Safety・Save)

Point1 高い強度と施工品質

先端翼付の鋼管杭は、構造的に先端翼の始点と杭本体との付け根に大きな曲げ応力が発生します。アルファフォースパイル工法は、翼の始点と先端閉塞蓋の一部を一体化することで強度増加を図りました。

翼部を均一な幅でかつスムーズな螺旋状にすることで、大きな曲げ応力が部分的に集中しないようにして翼部全体の耐力を確保しています。また、回転貫入時に杭の周辺地盤を乱さない一枚羽を採用しました。

Point2 高い加工精度

杭本体のサイズ別に専用設計した先端拡底翼は、杭の先端閉塞蓋と一体でプレス成型するため、容易に杭本体の所定位置に取り付けて溶接できるので、ローコストでありながら品質斑が無い組み立て加工が可能になりました。

翼部を均一な幅でかつスムーズな螺旋状にすることで、大きな曲げ応力が部分的に集中しないようにして翼部全体の耐力を確保しています。また、回転貫入時に杭の周辺地盤を乱さない一枚羽を採用しました。

多種多様な用途の支持くいとしてご利用ください

くい径φ89.1〜267.4mm翼径φ250〜600mm(25〜707kN/本)の8タイプ39種類。

先端地盤強度と鋼材強度(腐食代1.0mm考慮)の比較から定めた杭の支持力一覧表(下杭に適用。)

本体軸部(STK400) 先端翼部 上限N値 長期許容先端支持力
軸部径
Do (mm)
軸部厚
to (mm)以上
先端翼径
Dw (mm)
先端翼厚
tw (mm)
N値
SS400 SM490A 10 15 20 25 30 35 40 46
89.1 4.2 250.0 9 9 20 25 37 49 49 49 49 49 49
101.6 4.2 275.0 9 9 20 30 45 60 60 60 60 60 60
114.3 3.5 300.0 9 9 20 36 54 72 72 72 72 72 72
12 25 36 54 72 91 91 91 91 91
4.5 30 36 54 72 91 109 109 109 109
14 12 35 36 54 72 91 109 127 127 127
6.0 40 36 54 72 91 109 127 145 145
16 46 36 54 72 91 109 127 145 167
4.5 500.0 12 9 8 72 72 72 72 72 72 72 72
139.8 4.5 350.0 12 9 20 50 75 100 100 100 100 100 100
14 12 25 50 75 100 125 125 125 125 125
30 50 75 100 125 150 150 150 150
6.6 16 14 35 50 75 100 125 150 175 175 175
19 40 50 75 100 125 150 175 200 200
16 46 50 75 100 125 150 175 200 231
165.2 5.0 400.0 14 12 20 66 99 133 133 133 133 133 133
16 25 66 99 133 166 166 166 166 166
19 14 30 66 99 133 166 199 199 199 199
16 35 66 99 133 166 199 232 232 232
7.1 22 19 40 66 99 133 166 199 232 265 265
46 66 99 133 166 199 232 265 305
190.7 5.3 450.0 16 12 20 85 127 169 169 169 169 169 169
19 14 25 85 127 169 212 212 212 212 212
16 30 85 127 169 212 254 254 254 254
7.0 22 19 35 85 127 169 212 254 296 296 296
25 40 85 127 169 212 254 296 339 339
22 46 85 127 169 212 254 296 339 389
216.3 5.8 500.0 19 14 20 105 158 211 211 211 211 211 211
22 16 25 105 158 211 263 263 263 263 263
19 30 105 158 211 263 316 316 316 316
25 22 35 105 158 211 263 316 369 369 369
8.2 28 40 105 158 211 263 316 369 422 422
25 46 105 158 211 263 316 369 422 485
267.4 6.0 600.0 22 19 20 154 230 307 307 307 307 307 307
25 22 25 154 230 307 384 384 384 384 384
28 30 154 230 307 384 461 461 461 461
8.0 - 25 35 154 230 307 384 461 538 538 538
- 28 40 154 230 307 384 461 538 614 614
9.3 - 46 154 230 307 384 461 538 614 707
建物の設計図書の打ち合わせ
  • 案内図、配置図
  • 平面図、立面図、基礎伏せ図
  • 長期短期軸力表(地中梁重量含む)
  • 近隣交通事情の確認と現場踏査
地盤調査と報告書作成
 
くい計算書と配置図作成
  • 積算とお見積り
くい工事のご契約
 
確認申請
 
施工計画書と安全書類の作成
 
くいの施工
 
くい工事完了報告書の提出